





20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
【おすすめ人】
パシフィック洋行株式会社の小林と申します。イタリア、イタリアワインの魅力にどっぷりつかって約20年。まだまだ新しい発見があり、飽きることが全くありません。私をはじめ、多くのイタリアワインラバーズによる「ロトンダセット」をきっかけに、皆様がさらにイタリアワインの魅力を体感いただけると嬉しく思います。
【セット内容】
今回は「初夏から夏にかけて楽しめるセット」を念頭に置き、白ワインを多めにピックアップいたしました。
さらに、我々パシフィック洋行が昨年から今年にかけて新たに取引を開始したワイナリーを中心にチョイス。初めて見るワインも多いと思いますので、是非、新しい体験をしてみてください。
産地も北、真ん中、南とイタリアを縦断しておりますので、ワインを飲みながらイタリアプチ旅行の気分も味わっていただけると思います。
ワイン単体で楽しむも良し、気兼ねなくその日の料理と楽しんでもOK、お友達とのパーティなんかに持って行っても喜ばれること間違いなしです。
① 白:グレケット・オーロ(スポルトレッティ)
産地:ウンブリア州 葡萄:グレケット100%
イタリア半島の真ん中に位置し、海に接していないことから「緑の心臓」と呼ばれるウンブリア州。世界遺産にも登録されている「アッシジ」にスポルトレッティ社はあります。ギリシャ原産のグレケット種から造られるこのワインは、しっかりとした果実の上品な香りと、柔らかい味わいが特徴です。また、名前にも付けられている「オーロ(日本語で金)」の通り、やや黄金がかった色をしています。
② 白:モフェーテ・エトナビアンコ(パルメント・コスタンツォ)
産地:シチリア州 葡萄:カリカンテ、カタラット
イタリア最大の島「シチリア」にあって、他のシチリアワインとは異なる特徴を持つ「エトナ」は、3000mを超えるエトナ火山の麓にある、年々注目度の上がっているワイン生産地です。モフェーテ・エトナビアンコが造られる葡萄畑も標高700mを超える位置にあります。火山性土壌に由来するシャープな酸、ミネラルが特徴の白ワインです。
③ 白:フリウラーノ(リヴォン)
産地:フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 葡萄:フリウラーノ
イタリア最北東、オーストリア、スロヴェニアに接するフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の地葡萄「フリウラーノ」から造られたワイン。デリケートなアロマ、程よいボディが心地よい白ワインです。ラベルにはリヴォン社のロゴである「ドンナ・アラータ(翼の生えた女)」が描かれています。下半身の羽の部分で、ワイナリーが位置するCollio(コッリオ)のCを表現しています。
④ 白:ネロアメタ(マストロベラルディーノ)
産地:カンパニア州 葡萄:アリアニコ
イタリアワインが好きな方は「アリアニコ」という品種をご存じかもしれません。カンパニア州を中心とする南イタリアの赤ワイン用の黒葡萄になります。カンパニア州を代表する老舗ワイナリー「マストロベラルディーノ」は、アリアニコ種から白ワインを造りました。見た目は白ワインですが、香りと味わいには黒葡萄の特徴であるほのかなタンニンも感じられる、非常にユニークなワインです。
⑤ 赤:ヴェールソ・スクロピット(イ・クリヴィ)
産地:フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 葡萄:スキオペッティーノ、ピノネーロ
③の白ワインと同じく、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州で造られた、優しい味わいの赤ワイン。地葡萄である、スキオペッティーノとピノネーロを半分ずつブレンドした珍しい1本です。ラベルにはキツネが描かれていますが、イタリアではキツネは常にペアで生活する動物と言われており、2つの品種から造られることを意味しています。これからの季節は少し冷やし気味で飲むのをオススメします。
⑥ 赤:レディモーレ(マストロベラルディーノ)
産地:カンパニア州 葡萄:アリアニコ
④の白ワインと同じ生産者が同じ品種(アリアニコ)から造った赤ワイン。畑はカンパニア州を代表するナポリから車で数時間のところにありますが、海のイメージとは異なり海抜の高さから「山のワイン」と呼ぶことができます。山のミネラルを含み、また冷涼な気候が特徴なため、ラズベリーなどの赤い果実やスモーキーで複雑な香りがあり、味わいには上品な酸とタンニン、ボディがあります。